介護業界を始めさまざまな業界で注目されているICTとはどんなものなのでしょうか。ICTの活用に対する意識が大きくなっているのは、それだけ将来性を有望視されていることに起因しているといえます。もはや、ネットワークサービスなくしてはどんなビジネスも通用しないといっても決していい過ぎではありません。教育や医療、自動車に電子部品などとありとあらゆるジャンルでネットワーク環境の恩恵を受けていることは明らかです。

アナログ社会からデジタル社会への移行は、順調に進んできました。システムエンジニアやプログラマーなどが中心となり、ITスキルやテクニック、ノウハウの更なる向上を実現させたのです。もはや、全ての国民にとって、インターネットは身近な存在となったといっても良いかもしれません。自宅のパソコンはもとより、スマホやタブレットを使えば、外出中や移動中にも快適にインターネットに接続することは可能です。

特筆すべきは、ICTの活用が次世代に向けても着々と進んでいることです。小学校などの教育現場にもICTを取り入れようとする動きが盛んになってきました。子供たちにとっても、ネットワーク環境が有用なことはいうまでもありませんが、個人情報や機密情報の取り扱いに加えて、イジメなどにもつながらないような対策を講じるべきであることも事実です。あくまでも、次の世代が良くなるために活用することが求められます。国や自治体が先頭に立って進めるだけに、より公益性や透明性が担保されることも重要です。